東京発、おすすめ沖縄旅行・沖縄ツアー

10月の沖縄旅行はリーズナブル?旅費の目安とおすすめスポット

ヒルギ林

国内の旅行先として常に人気の高い沖縄旅行ですが、夏休みなどのハイシーズンになると旅費は非常に高くなってしまいます。
できれば旅費をリーズナブルに抑えつつ、観光や買い物をおもいっきり楽しみたいですよね。
この記事では10月の沖縄旅行の費用の目安と、旅行の時期を10月にすることで得られるメリット、さらに沖縄のおすすめ観光スポットについて紹介していきます。これから沖縄旅行を検討される方や、興味のある方はぜひ参考にしてみてくださいね。

10月の沖縄旅行費用の相場

費用のイメージ

10月に沖縄旅行をする場合、費用はどのくらいが相場なのでしょうか。10月の沖縄はまだまだ暖かく、マリンレジャーなどを楽しむことができる時期ですが、9月に比べると平均して費用は1万円程度安くなります。レンタカー付きの2泊3日のツアーも5万円前後で予約することが可能です。

ただし、「体育の日」がある連休初日の料金は最高値となるため、予算を抑えたいならば避けた方が無難です。県や市町村が管理しているビーチは10月末までの場所がほとんどで、この連休をピークに旅行者も徐々に減ることから、海水浴などを楽しみたい方にとって10月後半は穴場の時期でもあります。

10月の沖縄旅行費用の目安として、2019年の羽田空港発2泊3日のパッケージツアーの場合(2名1室でリザンシーパークホテル谷茶ベイに泊まるレンタカー付きプラン)、10月の一人あたりの料金を算出すると10月の場合の最高値は96,800円、最低値は38,800円となります。10月はホテル単体での価格も9月に比べると下がるため、リゾートホテルも宿泊利用がしやすくなります。食事付きプランも格安で利用できる可能性がありますので、よく調べた上で予約するようにしましょう。

 

10月の沖縄の天気と旅行に適した服装

紫外線対策をした服装

年間平均気温が20度を超す沖縄は、10月上旬ではまだ夏の気候で、本州でいうところの残暑にあたります。10月でもまだ海遊びを楽しめますが、9月に比べると気温が平均で2度ほど下がり、暑さも少し落ち着く時期になります。沖縄旅行において紫外線対策は必須となりますが、紫外線の量が夏の時期と比べると約半分となり日差しも少し弱まるため、屋外で動きやすくなるのもうれしいポイントです。沖縄に接近する台風の数も7~9月と比べて少なく、気候も安定している10月は観光におすすめのシーズンです。

ただし、日中はまだ日差しが強く、夏のピークのような暑い日も続きます。日があるうちは半袖の風通しのよいシャツなどを身につけるようにしましょう。長時間強い日差しを浴びてしまうと熱中症のリスクも高まります。夏の時期と同様、サングラスや帽子、日傘などが必要です。

また、日が出ている時間帯が夏よりも短くなる分、朝晩の気温は低くなります。日中との寒暖差が大きくなるため、まだ暗いうちだったり風が吹いたりすると肌寒く感じることもあるでしょう。用意する服装は気温に合わせて調整ができるよう、長袖のカーディガンなど羽織れる上着を持っていくと安心です。ウインドブレーカーやレインコートなどの雨具を用意しておくと突然の雨にも慌てずに済みます。足元はサンダルだけでなく、寒い時に履き替えることができるようにスニーカーやパンプスもあわせて準備するようにしましょう。服装に悩んだ際は例年の初夏をイメージすると選びやすくなります。

10月の沖縄旅行で訪れたいスポット

キャンプの様子

人気観光地としてたくさんの人気スポットを擁する沖縄ですが、その中でも10月の旅行で特に訪れたい場所がいくつかあります。1つ目は、慶佐次湾のヒルギ林です。こちらは3種類のヒルギによるマングローブが国の天然記念物にも指定されている有名な観光スポットになります。遊歩道での散策も可能ですが、暑さが和らぐ時期だからこそカヤックツアーで楽しみたい沖縄の大自然の一つです。そばにある東村ふれあいヒルギ公園には遊具なども置いてあるため、子どものいる家族にもうれしい観光スポットです。

2つ目は、沖縄県国頭村にある国頭村森林公園です。こちらの公園にはバンガローや樹上ハウスなどの宿泊施設のほか、オートキャンプ場や湖もあり、季節の草花に触れながら自然の中でのキャンプやトレッキングを楽しむことができます。公園内にある天文台からは、秋の満天の星空を見ることもできます。併設されているやんばる森のおもちゃ美術館では、沖縄の木材で製作されたおもちゃで遊ぶことができるなど、屋外でも屋内でも沖縄の自然を感じることができる人気スポットです。

3つ目は、那覇市伝統工芸館です。こちらはお土産としても人気が高い琉球ガラスのガラス吹き制作ができる観光スポットになります。他にも首里織や壷屋焼などの製作体験も可能です。那覇市内にあり空港からのアクセスもよく、旅行計画にも組み込みやすいのではないでしょうか。体験した後は作品を持ち帰ることができるため、旅行の記念やお土産などにも最適です。もちろん職人さんが作った工芸品を購入することもできます。

10月は芸術の秋ということで、沖縄で独自に発展した伝統工芸に触れてみるのも秋旅行の醍醐味といえます。

慶佐次湾のヒルギ林

住所 沖縄県国頭郡東村慶佐次港原
アクセス 那覇空港から車で約110分(高速道路利用)

国頭村森林公園

住所 沖縄県国頭村字辺土名1094
アクセス 那覇空港から車で約100分(高速道路利用)

那覇市伝統工芸館

住所 沖縄県那覇市牧志3丁目2-10 てんぶす那覇ビル2階
アクセス ゆいレール「牧志駅」から徒歩で約4分

沖縄で行われる10月のイベント

那覇大綱挽まつりの様子

沖縄では10月にもさまざまなイベントが開催されています。この時期限定のイベントについてもチェックしておきましょう。まずおさえておきたいのは「那覇大綱挽まつり」です。こちらは10月の体育の日を含む土曜日、日曜日、月曜日でおこなわれる県内最大のお祭りで、県内外はもちろん、海外の人からも人気があります。1450年頃から続く長い歴史をもち、那覇市を象徴する伝統的な行事です。数万人の人々が巨大な綱を引き合い、幸せと平和、家庭円満や商売繁盛、無病息災などを願います。また、那覇大綱挽に用いた綱を持ち帰ると平和・幸福・繁栄をもたらすといわれています。沖縄旅行の際にはぜひ参加したいイベントの一つです。

また、首里城公園内で毎年行われる「首里城祭」も沖縄の伝統に触れることができるイベントです。琉球王朝として栄えた首里を舞台に、受け継がれていく歴史や伝統文化を堪能できる催しとなっています。総勢約700名によって再現される琉球王朝時代の華やかな衣装の絵巻行列を筆頭に、さまざまな催しがきらびやかにおこなわれます。首里城祭はプログラムによって実施日が異なるため、行く際には日程の確認をしておくようにしましょう。

体を動かすことが好きな方は、「伊平屋ムーンライトマラソン」への参加を検討してみてはいかがでしょうか。夕方から夜にかけて行われるマラソン大会で主に海沿いの道路を使用するため、時間とともに移り変わる空や景色を楽しむことができます。コースはフルとハーフの2種類があり、全体的に平坦な道で日差しを気にせずに参加できることから、女性や初心者の方でも参加しやすい大会になっています。友愛と健康の広場で行われる前夜祭や後夜祭では、無料で地酒や地元の料理がふるまわれることも人気の理由の一つです。

※当記事は、2019年10月31日(木)未明に首里城で発生した火災以前に配信されたものです。
また、火災に影響で、同日朝から首里城公園(有料施設を含む園内施設)は臨時休園・休場しております。
首里城公園(有料施設を含む園内施設)に関する最新情報はこちらからご覧ください。

気温差を意識した服装で沖縄旅行を楽しもう

ダイビングの様子

10月の沖縄旅行は海遊びを楽しめるラストシーズンになります。ピークである夏のハイシーズンに比べると観光客も少なく、のんびりと海水浴やマリンレジャーを楽しむことができます。10月ならではのイベントも多数開催されますし、旅行費用も連休を避けることで抑えられるため、よりお得に観光することができます。少しでも旅行費用を抑えたい方は、10月の沖縄旅行を計画してみましょう。

ただし、10月の沖縄は夏の時期よりも気温が少し下がります。日差しが和らぎ日中は過ごしやすい気温になる分、日がまだ出ていない朝晩との寒暖差は大きくなりますので注意が必要です。体調を崩さないよう気温差を意識した服装をしっかりと準備してから旅行に臨むようにしましょう。

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