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まだまだ暑さが続く9月の沖縄!いつ頃がねらい目?旅費を抑えて満喫しよう

青空

気温が高くまだまだ夏の気分を存分に味わえる9月は、沖縄旅行の人気シーズンです。
そのため、旅費が高いのではないかと思われる人も多いかもしれません。しかし、人気の9月でも旅費が安くなる狙い目の時期があります。
そこで、この記事では9月の沖縄旅行の平均費用や狙い目の時期、気になる天候や必須アイテムについて詳しく紹介します。
併せて、9月に開催予定のイベント情報も紹介しますので、旅のスケジュールを計画する際の参考にしてみてはどうでしょうか。

9月の沖縄旅行の費用の相場

費用のイメージ

「沖縄といえば夏」というイメージを持つ人も多いことから、夏の沖縄旅行の費用は高額です。そのため、最高値の8月の旅費に比べると若干下がるものの、9月の旅費も高額となっています。たとえば、2019年の羽田空港発2泊3日のパッケージツアーの場合(2名1室でリザンシーパークホテル谷茶ベイに泊まるレンタカー付きプラン)、9月の一人あたりの料金の最高値は98,800円、最安値は46,800円でした。

さらに、9月は「敬老の日」や「秋分の日」などの祝日によって連休も多いので、9月の中旬頃まではツアー料金だけでなく航空券単体でも費用が高く設定されています。特に、9月の連休を狙って沖縄旅行を計画する人が多く、ホテルもすぐに埋まってしまう可能性があります。中でも、朝食付きでリゾートホテルに泊まるプランやレンタカー付きのプランは人気があるため予約が取りづらい傾向です。もし、9月に沖縄への旅行を計画している場合は早めの予約が必要でしょう。

なお、お得な格安プランが出始めるのは、連休が過ぎた9月の最終週頃からとなります。好きな時間に好きな場所へ観光できる人気の「フリープラン」も予約しやすい時期になるので、日程を調整できるなら9月の最終週がおすすめです。

蒸し暑さに注意!9月の沖縄の天気

海

旅行において、現地の天候は重要なポイントではないでしょうか。気になる9月の沖縄の平均気温は27.6度で、まだまだ暑さが残っていることがわかります。例年、9月の最低気温は25.5度、最高気温は30.4度なので、沖縄の9月はまだまだ「秋」とは言い難い時期といえるでしょう。さらに、平均水温も28.5度と高いので海水浴も楽しめます。ホテルのプライベートビーチでのんびりしたり、プールでもまだまだ遊べます。

ただし、海水浴をする際は毒をもつ「ハブクラゲ」に注意が必要です。ハブクラゲに刺されると激しい痛みを伴うだけでなく、呼吸困難や心肺停止になる危険もあります。そのため、クラゲ防止ネット付近には近づかないようにしましょう。海水浴の際にラッシュガードを着用すると、日焼け防止に加えてクラゲから肌を守ることができるのでおすすめです。

一方、沖縄では9月が一年間で一番雨が多いというデータもあり、「天候の移り変わりの激しさ」を物語っています。これは8月に次いで台風の接近回数が二番目に多いことが理由の一つといえるでしょう。台風に伴い、9月下旬までの沖縄は気温が高く蒸し暑い傾向にあります。雨の影響によってスケジュールを変更しなければならない恐れもあるので、雨天でも楽しめる観光スポットを探したり雨の場合の過ごし方などを考えたりして、余裕をもったスケジュールを計画した方がよいでしょう。しかし、一日中雨が降ることは珍しく、降ったり止んだりすることが多いのが沖縄の雨の日の特徴です。また、天気予報では雨マークがついていても晴れ間が出る日も多いので、滞在中の天気予報が悪くても心配しすぎることはありません。

9月の沖縄旅行に適した服装

紫外線対策をした服装

9月の沖縄はまだまだ暑いので、いわゆる「秋の装い」は必要ありません。Tシャツと短パンなど真夏のスタイルでよいでしょう。しかし、お店や観光施設内では冷房が強めに効いているため、長袖のカーディガンなど羽織れるものが必要です。朝晩は気温が下がることもあるので気温によって調節できるような服装をするとよいでしょう。足先の冷えが気になる人は靴下の準備も忘れてはいけません。

また、9月とはいえ沖縄の日中の日射しには油断大敵です。肌を焼きたくない人は日焼け止めクリームはもちろん、サングラスや帽子、日傘などの日焼け対策グッズを持参し日焼け対策を怠らないようにしましょう。もちろん海水浴を楽しむ際も、Tシャツやラッシュガードを着て万全な日焼け対策が大切です。

さらに、雨の多い時期でもある9月は雨対策も必要になります。防水加工されたウィンドブレーカーや薄手のジャンパーなどがあると、急に降り出した雨にも対応でき安心です。雨が降ると気温がぐっと下がる可能性もありますので防寒対策にもなります。折り畳み傘をカバンに入れておけばさらに安心です。レンタカー会社によってはなお、雨が降るたびに少しずつ気温が下がり、9月下旬には沖縄でも秋の涼しさを感じることができます。

沖縄で開催される9月のおすすめイベント

居酒屋のイメージ

旅行では、現地で行われるその土地ならではのイベントも楽しみの一つです。9月に開催される沖縄の雰囲気を満喫できるイベントを4つ紹介します。

1つ目は、首里城正殿前で開催される「中秋の宴」です。首里城正殿をバックに古典舞踊や組踊(くみおどり)を披露する「琉球王朝時代の宴」を再現した幻想的なイベントです。組踊は美しい衣裳や優雅な世界を楽しむことができる、沖縄ならではの伝統芸能の1つで国の重要無形文化財にも指定されています。毎年、旧暦の8月15日付近の土日に行われるこの催しは、沖縄の歴史を垣間見ることができ神秘的なムードに酔いしれることができるでしょう。入場無料で、地元の人はもちろん観光客にも人気のイベントなので混雑が予想されます。早めに会場に行くことをおすすめします。

2つ目は、糸満市内中心部で行われる「糸満大綱引き」で、その名の通り、綱引きを行うイベントです。開催時期は、古くからの伝統によって旧暦の8月の十五夜に行われます。万人綱といわれる直径1.5m、全長180m、総重量は約10tの綱を使って30分間の綱引きをし、10m引いた方が勝ちです。地元の人だけなく観光客など誰でも参加できるので、地元の人達に交じって参加してみるのも旅の思い出になるでしょう。

3つ目は、沖縄市コザ運動公園で開催される「オリオンビアフェスト」です。毎年、つぎに紹介する「沖縄全島エイサー祭り」と同日に行われています。沖縄自慢のオリオンビールを片手に、沖縄出身のアーティストによるライブや打ち上げ花火などが楽しめます。オリオンビールが主催するイベントなので、工場直送のオリオンビールが飲めるのもビール好きにはたまりません。

4つ目は、沖縄が一番盛り上がると言っても過言ではない「沖縄全島エイサーまつり」です。県内最大規模のエイサーまつりといわれ、毎年、旧盆明けの最初の週末に行われるイベントです。3日にかけて開催されるため、本場のエイサーの醍醐味である三線や歌、太鼓を存分に楽しむことができます。1日目は、コザ・ゲート通りで行われる「みちじゅねー」、2日目は青年団協議会による「沖縄市青年まつり」、最終日となる3日目は、沖縄市コザ運動公園にて「本祭」として全島の青年会によるエイサー大会が開催されます。中でも、3日目の「本祭」は、「オリオンビアフェスト」との同時開催になるので、会場周辺は夜遅くまで熱気に包まれています。
※年によっては旧盆明けの最初の週末は、8月となる場合があります。

これらのような沖縄ならではのイベントに参加し、9月の沖縄を満喫するのもよいでしょう。なお、イベント情報の詳しい内容については各ホームページなどをご確認ください。

※当記事は、2019年10月31日(木)未明に首里城で発生した火災以前に配信されたものです。
首里城公園(有料施設を含む園内施設)に関する最新情報はこちらからご覧ください。

中南部の観光に便利なリゾートホテル

9月後半を狙って沖縄旅行を計画しよう

費用のイメージ

9月の沖縄旅行は、連休があったり人気シーズンであったりするため旅費の相場は高めです。しかし、連休が過ぎた中旬以降から最終週になると料金が下がるうえ、予約も取りやすくなるので狙い目の時期といえます。沖縄ならではのイベントが目白押しの9月は、沖縄の魅力を存分に堪能できるはずです。暦の上では秋である9月でも、沖縄は暑さや紫外線が強いため、対策グッズを忘れずに準備して旅行の計画を立てましょう。

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